占いに行った その3

あらすじ

前世を知るため、また人を見た目や振る舞いの印象から分析するプロから私がどう見えるか聞きたくて占いに行ったら、○○しなければならない、と思わずに楽しいことをやるべし!と推された。

メモ
タイミングは忘れたが、龍神カードを3回引いて、青龍、兆龍、黒龍だった。

その3は総括を書く。

(1)「占い」の感想
フィクションの影響を受けているせいか、もっと霊的な雰囲気を想像していた。意外と人生相談に近い。
私がよく人から言われることを言われたのがいまいちに感じたが、考えてみるとたった30分の間に私のキャラクターをかなり的確に捉えていたと思う。それがインスピレーションによるのか、普通に人間観察・分析力が高いのかは分からないが、さすが占い師だと思った。
人生相談に近いとは言うものの、人生相談やカウンセリングが解決を目指すのに対して、たぶん占いは「寄り添う」とか「救い」とかがテーマなのかな。やたらと肯定されてむずがゆかったのは、占いの役割をちょっと誤解していたから。
寄り添おうとすると、例えば「結婚したいんだけど今彼氏がいない。私、いつ結婚できますか?」と聞くのと「人生どうなりますかね?なんか、結婚とか・・・」と聞くのでは、同じ結婚の話でも論調はかなり変わる。前者は結婚したいわけだから、いついつにどんな人と結婚するよ!というトーンになるし、後者は見るからに結婚に後ろ向きなわけだから、無理しなくてもしかるべき時は来るよ、というトーンになるだろう。
でも、目を見て励まされながらひたすら肯定されるとなんかだんだんジーンとくる。占い、危ない。心が弱っているときに来たら泣きそう。

(2)占いの内容の感想
前世がどんな風に降りてくるのか、私に対する印象からの連想ゲーム的なインスピレーションと仮定すると、前世神父と宇宙人は何となく分かった。私に当てはめると、
神父:厳しさ(細かいこと、ルールにこだわるところ)、理屈っぽさ(屁理屈娘と言われて育ってきた)
宇宙人:地球人に対する警戒心(???)
いや、やっぱり分からへんわ。
30分間の間に色んなトピックが出たが、おおむね「○○しないといけない、○○したほうがいい、と考えている」「楽しい、ワクワクする、に向かったほうがいいよ」という話だった。私は大学の研究、就職活動、仕事、生活、とずっと自分が楽な方楽な方に流れている自覚があるので、そんなこと言われても・・・と思いながら聞いた。でも、達成したい目標もないのになんとなく「努力すべき上を目指すべき」と意識してそうでない現状に落ち込むくらいなら、今はただ楽しいことをひとつずつ楽しんでいって、そのうち頑張りたいことができたらその時に頑張ればいいのかな・・・。でも頑張りたいことっていつできるの?そんなの甘えでは・・・?と今はこのへんを堂々巡りしている。
あとは、心を開いて!というのも印象的だった。弊社には、新入社員合宿でグループに分かれて1週間お互いの人間性についてあーだこーだディスカッションし合うという許しがたいイベントがあるが、その時も1週間の結論として「肩に力を入れずに他人に対して心を開いた方がいい」となった。占い師から見ても同じなのかー。とはいわれても、私は本当に初対面の人にお前ら全員嫌いだからなというスタンスから入ってしまう。もっと前世宇宙人の自覚を持って地球人を面白がろうかな。
総合的な感想としては、「いや、全然そんなことないし!」となることはほとんどなく結構私のことを見抜いていたので占いおもしろ!と思いました。目的①前世も知ることができたし、目的②人を分析するプロから見た私も、基本的に周囲の人からの評価と同じようなもんだということが分かった。

(3)おわりに
残り3分のまとめで、カードを2枚引いたら「ハートを開く」「宇宙のパワー」と、どちらも30分間の間に触れていた内容だった。連れもついでに1枚引いたが「強さと優しさ」で、私の占いでは特に触れられなかったキーワード。
どっちかというと占いを「人を見る目と分析力があるなー」という風に聞いていた私だが、最後のカードできれいにオチがついたので、ふつーに「え、占いすご!!!」と思って終了した。

楽しかったのでそのうちまた行きたい。特に、前世のセカンドオピニオンが欲しいな~。