鶴見中尉のこれまでの活動と、そのどれが誰に共有されていたかをまとめた。
◎:参加、○:共有されている、△:後で知る/人伝に聞く、×:知らない
最初の二つに関しては公的には秘密ではない(軍の命で諜報活動をしていたので)が、現在の鶴見中尉をとりまく人間からすれば秘密になる。それ以外は基本的には公的ではない裏でやっている活動。
宇佐美にとっては智春事件の共犯関係、月島にとっては奉天で自分だけが聞いた決意の呟き、鯉登にとっては鹿児島で太刀筋を褒めてもらった思い出が他の人とは共有されない鶴見中尉との二人だけのものになる。そりゃ大事な場面でふと思い出すのがその時のことになるわね。尾形にとっては「参謀として働こう」なのか、他に何かあるのか?楽しみ。
整理すると、宇佐美が月島と張れるくらい色々任されていたし色々知っている。整理するまでもなく、月島は誰よりも秘密を任され共有されていたので最も信頼されているように見えるし、本人もあの時まではそれを誇らしく思っていただろう。いご草ちゃんのことで失われた信頼や愛情…だから嘘や隠し事は良くないんだってば鶴見ちゃん…願わくば月島は鶴見中尉にいご草ちゃんの周りの真実を直接確認し、それで鶴見中尉のことをどう思うかはともかく、スッキリして終わってほしいもの。
鶴見中尉関係でまだよく分からないこと
・昔は裕福だった家のこと
・スパイ失敗後にどうやって軍に復帰したか
・第二師団にいたころから中央から離れたがっていたのはなぜか
・いつから菊田がスパイと疑っていたか(いかにも怪しいので最初から疑っていたように思うが、合流から日露戦争前まではしっかり鶴見中尉の裏仕事に参加している)
・いつから尾形と中央のつながりを疑っていたか
・月島が第二師団の男だと勘違いしている、本当は第一師団の佐渡訛りの男(いご草ちゃんは月島の父親が殺した(と島の人間は思っている)とネタばらしした男)は鶴見中尉の仕込みなのか?だとしたら所属のミスリードはなんのためか?
・尾形をいつから知っていたのか
・鯉登父はどのくらい鶴見中尉の目的を共有していたのか
など・・・
鶴見中尉ほんと好き