鶴見中尉の幕引きを前向きに妄想する

鶴見中尉かっこいい!

◎鶴見中尉の予想されうる今後のルート
・中央に消される
アシリパ陣営に殺される
・逃走する(生存)
・自害する
・頭の怪我の悪化や体力の限界で死ぬ
・身内(尾形を含む)に殺される
・これまでの野望を捨て、アシリパさん側につく(生存)
・何もかもを手に入れ野望を達成する(生存)

◎かっこよく散るのも良いけど、生きているほうが嬉しいに決まってる。生存ルートを考えると、
生存ルート①逃走する 
 ⇒私は惨めな鶴見中尉も見たいけど、作者が描かなさそう。
生存ルート②アシリパさん側につく 
 ⇒ハッピーエンド!!!!
生存ルート③何もかもを手に入れる 
 ⇒鶴見中尉が主人公の物語なら良かったのにね・・・
作者は大団円を目指しているそうですし、生存ルート②にたどり着けないものか検討する。

◎そもそもの鶴見ちゃんの目的


①日本国の繁栄と防衛
②第七師団の地位向上
③戦友たちの弔い
・生家の関係?何らかの野望?※
④妻子の弔い(復讐?)


※金塊の情報を得る前から北海道への左遷(=中央から離れること)を歓迎していたり、没落した実家や藩閥政治への嫌悪感を匂わせている件

◎それぞれの目的はアシリパさんたちと対等に協力して達成できないか?
①:中央も同じ目的を持つ。その手段として「日本への帰属意識」(=「同化」「近代化」?)が求められ、アシリパさんの考えとは相容れない。
②:中央の仕打ちに対する反抗。手段は軍事クーデター(北海道の独立)。その後の展開としては結局思想的に①と同様のため、やはりアシリパさんの考えとは相容れない。
③:①、②に伴って達成されうること。つまり①、②の思想に則るためやはりアシリパさんの考えとは相容れない。
④:③に伴って達成されうること。つまりアシリパさんの考えとは相容れない。ついでに、これが第一の目的と判断された場合は月島にぶっ殺されてしまう。
⇒結局、鶴見中尉が教会で語ったような軍国主義に基づいて何かする限りアシリパさんたちは迫害される運命にある。
⇒つまり、鶴見中尉は軍国主義を捨てないとアシリパさんたちとは組めない
⇒鶴見中尉は軍人をやめ、アシリパさんたちと対等に手を組み革命家となり、権利書と金塊を活用して中央とやりあっていくことで前向きな生存ルートをとれる!!!

☆このENDの良いところ:
アシリパさんにブレーンができる。
 ⇒アシリパさんは聡明とはいえ、「中央」を相手にするのは無理があるし、させてはいけない。(アシリパさんをジャンヌ・ダルクにしてはならない)。杉元はここでは役に立たない。土方はおじいちゃんだし・・・
・鶴見中尉が生き残る!

☆このENDのダメなところ:
・鶴見中尉が実質ウイルクの代わりとなる
 ⇒ウイルクの代わりになる鶴見ちゃんは可哀想
 ⇒アシリパさんと鶴見ちゃんが疑似親娘関係になるのは普通にキモい
 ⇒結局ウイルクの目論見通りアシリパさんは「先頭に立つ」ことになる
・これまで鶴見中尉の思想を信じてついてきた部下たちが可哀想
 ⇒可哀想すぎ
・ってか鶴見中尉の目的が全然果たされない
 ⇒これまで何のために走ってきたのか!?

☆セルフツッコミとセルフ回答:
・この役割は鯉登なんじゃないの?
 ⇒鯉登なんてまだまだ鶴見中尉の言うことに一喜一憂右往左往しているだけ。そもそも、家柄も良く下手すれば鶴見中尉よりも生粋の軍国BOYであり、鶴見中尉が突然軍国主義を捨てるよりもさらに唐突感がある。
・ここまで展開するのに何話使うの?
 ⇒鶴見ちゃんのために1年くらい使ってほしい
・鶴見中尉がこれまでの信念や情熱を捨てた姿を見たいの?
 ⇒鶴見中尉の魅力の一つは多面性なので新しい顔は歓迎される。軍人としての顔、中尉としての顔、戦友としての顔、夫/父親としての顔、このどれもが所詮は鶴見中尉の一部であり全てではないので。
・悪役として散る方がエロくない?
 ⇒エロい鶴見中尉よりも幸せな鶴見中尉が見たいの!
  ⇒嘘をつくな!
   ⇒えーん、美しく散る鶴見中尉、見たい・・・
・主役は杉元とアシリパさんなんですが
 ⇒杉元が金塊と権利書の結末にどう絡むか全然想像つかなくない?
・だから鶴見中尉の目的が全然果たされなくて今まで何やってたのか分かんなくない?
 ⇒本当それ、こんな結末あり得ない

◎結論:無理じゃん

鶴見中尉のストーリーに終わりが来るその日まで、バッドエンドもハッピーエンドも妄想しまくっていきたい。
・・・鶴見中尉の額の傷が見たいなぁ。