新しく出会ったコンテンツにハマる体験

全話無料公開でゴールデンカムイにハマり、約3週間で3周読んだ。とても疲れた。私は好きなものをおしゃぶりのようにずっとしゃぶっているだけで楽しいので、意識しないと新しいものに触れない。最近すっかり新しいものに手を出さなくなり年取ったと感じていたので、新しいものにハマるときの高揚感が気持ちよかった。自分で自分が面白かったので、ハマるまでの記録を残しておきたいと思った。twitterのログを抜粋する。
(今は、ちょうど本誌で295話を読んだところ。)

(高校生のころを思い出すと、友達と常にマンガの貸し借りをしアニメは1クール5作品くらい見ていて、さらに二次創作も漁っていた。加えて朝6時半に起きて自習して授業受けて部活して宿題して23時には寝ていた。家事をしていなかったにしても、本当に今と同じように1日24時間だったのか、信じられない。若いっ)

読み始める前:いわゆるミリしら状態。なんか北海道のやつ位の認識。

1周目:8/13~8/20(ちょうど1週間だった)
「レタラって殺される?レタラ殺されるの見たくないから続き読むか悩むんですけど…」→のちにゴカムは犬党(と猫党)に優しいと判明する。馬党には厳しい。
ゴールデンカムイ、グルメと殺戮と変態が次々に繰り出されて変なテンションの漫画だ」
アシリパさん幸せになる?幸せにならないなら買わないけど…」
「杉元が超かっこよくてアシリパさんが最高なのは前提として、尾形派になるか谷垣派になるか悩む」→鶴見派になったよ
「尾形がチタタプできたら単行本買うか…」→尾形に萌えるのやめろ
「尾形くん…弟問題は弟で解決して」→だから尾形に萌えるのやめて
「早く2周目に入ってアシリパさんが尾形くん出し抜いたところもっかい読みたい」→尾形に萌えるのやめてってば
アシリパさん❤︎杉元❤︎」
「月島くんが江戸貝を見捨てたのをちゃんと覚えてるのが」→良いよね~でも鶴見はもっと全部全員覚えてるから
樺太で杉元のオソマ食べ切っちゃったの黙ってるアシリパさんかわいかった」
「初見の面白い長編漫画を読むという体験が久々だったので熱くたぎった1週間だった」
まとめ:とても元気に楽しんでいたことと、やたらと尾形に萌えていたことが分かった。鶴見中尉に言及なし。1周で終わらせなくてよかった~!

2周目:8/21~8/28(ちょうど1週間だった)
「月島さんなんであんな落ち着いてんだろと思って読んでたら結構ギリギリのところで保ってんの、キュン」
「親殺しは巣立ちの通過儀礼って言うけどアンタの心は本当に巣立てているのか?尾形クン」→まだ尾形の話してる
アシリパさんと冒険してる風の扉絵の次のページでその獣を食らわせる感性はなに」
岡田将生くんが鶴見中尉にみえる」
「いま仕事より鶴見中尉のが興味ある」→鶴見の話し始めた
アシリパさんを懐柔しようとして失敗した上に死ぬ前に食べたいものが母親の作ったあんこう鍋であることがバレてしまった尾形クン」
「私の予想だと覇権CPは杉元と尾形」→合ってた
大泊港アシリパさんと杉元最高だな❤️ふたりの応援団長白石も良いぞ😉」→札幌ビール工場で杉元を”助けに”来てくれる白石ッ
「キラウシってなんで土方勢にくっついてきたんだ?なんで門倉のことあんな好きなの?」
「月島さんの対鶴見感情を見届けたい」
「宇佐美って子どもの頃に鶴見さんのリップサービス真に受けて友達殺すまでやってるのに大人になったら物分り良いフリしてるのかわいそう」
アシリパさんはもう対鶴見軍団では杉元の弾除けになれないけど、どうやって戦ってくんだろ?」→それな!!!アシリパさんの今後の動向気になる!!!
「2周目は鶴見中尉殿ってスゴーーイと思いながら読んで鶴見軍団の面白みが分かってきたぞ😊」
まとめ:鶴見を取り巻く人間たちに興味が出てきたようだが、鶴見中尉単体では言及少なめ?種が植えられた感。

ここで単行本一式とファンブックが届く。1周目に尾形と谷垣に萌えていたのは、シイタケ嫌いトモダチだったからだと判明する。

3週目:8/28?~9/5?やっぱり1週間で読んでるな
「早く家帰って鶴見中尉に会いたい」→突然どうしたの?
「序盤の鶴見中尉、二階堂兄弟のこと全然制御できてなくてかわいい」→かわいい扱いを始めたらもうダメ
「江渡貝くんと皮トークしてる時の鶴見中尉の相槌かわいい」→かわいい
「二階堂くん読めば読むほど可哀想だから幸せになって欲しいけど杉元を殺されると困る。鶴見中尉の左耳で手を打ってくれないか」→・・・
「親殺しは巣立ちの儀式(鶴見の受け売り)(心は巣立ててない)とか、俺は根に持たない(俺も別にお前のこと好きじゃない)とか尾形クンは面白いな」
「尾形クンってちゃんと中央のスパイ業務してるの?それも放棄して気ままに孤高のコンプレックス・引っ掻き回し・スナイパーしてるだけなの?」→焦らさないで早く教えてほしい
「早くアシリパさんが杉元と干し柿食べてるところ見たい!!」
「ケシの花背負ってる鶴見中尉のポスターが欲しい」
「脳内で宝塚流しながら鶴見中尉の顔を思い出してる」→鶴見中尉のジャンルは美
「鯉ちゃん視点のコマで鶴見さんが花背負ってんのはわかるんだけど、月島視点っぽいコマでもキラキラエフェクトついてる時ある」→鯉ちゃんって呼んでたんだ・・・月島は味わい深い
「鶴見中尉のこと考えてドキドキしてしまう」
「鶴見中尉殿かっこよく散ってほしいけどでもやっぱりかっこよく生き残ってほしい」
まとめ:鳴き声が鶴見中尉になった。やっぱりたまに尾形に萌えるし、二階堂のことを結構好き。

3週間かけてハマっていく様子を振り返ってみると、1周目から3周目でずいぶん気にするものが変わっている(1周目とか、鶴見中尉はイケてる悪役程度、二階堂のことはギャグキャラとしか思っていなかっただろう)。繰り返し読んでいなかったら、私の中でゴールデンカムイは「アシリパさんかわいい~尾形萌える~」で終わっていたと思うとこわい。(特に尾形)複数回リピートするのは大事。
また、3周目で突然鶴見中尉カッコイイカワイイになっていて、紙で読むとあの美しさがより一層ハートに来るんだと分かる。やはり紙で読んだ方が良いんだろうということも分かった。そうなると、今アプリで読んでいる本誌も単行本になった時も楽しみ。それにしても、2周目と3周目の間のギャップが気になるので、もっとちゃんと記録しておいてほしかった。おそらく、2周目で鶴見中尉を好きになり、好きになってから読むと何もかもがかわいく見えてしまったんだろう。

3周終わってからは、鶴見中尉の出てくるところだけ読んで時系列順に出来事を整理したり、鶴見中尉のかっこいいコマを確認したり、すっかりおしゃぶりモードに入っている。アニメも見た。CV大塚芳忠の鶴見中尉かっこよすぎる。せっかく過去ログをさかのぼっているので、自分で興味深く思ったものをまとめておく。
「二階堂絶対耳ゲットして静岡で穏やかに暮らして欲しい」
「鶴見中尉って部下に嘘ついてなくない?全部は話してないだけで。駒と思ったことないっていうのも本音だよ」→鶴見さんの気持ちに嘘はないよモードに入る
「鶴見中尉殿はあんなに月島のこと信頼して愛してくれてるのに甘い嘘がどうとか言って拗ねてるの生意気」
「鶴見中尉殿は部下のこと愛してるもん!愛に嘘なんてないもん!」
「佐一ちゃんがたくさん人を殺してまで自分の目の治療費を用意するのを梅ちゃんが喜ぶと思ってるのか」
「鯉登が鶴見のブロマイドを燃やすシーンが見たい、見たくない、見たい、見たくない、見たい…見たくない!」→見たい・・・
「鯉登が美味しいお菓子食べて鶴見中尉殿に教えてあげたいっていうとこかわいい。好き。」→恋なんだよね
「鯉登は鶴見中尉のこと理解するの諦めないでほしい」

振り返ってみると、鯉登のことをとても気に入っているようだった。特に鶴見へのまなざしの今後に期待を高めていたわけだが(月島はなんでも鶴見のせいにして期待できない)、今ちょうど雲行きが怪しい。
スコーンとハマり、今ちゅうちゅうしゃぶっている最中だが、今後どうなるか楽しみだ。長い付き合いになったらうれしい。

っていうか、今後誰が鶴見中尉を裏切ったとしても、鶴見中尉は私のことは裏切らないんだよなぁ(オタクポエム)